BMS八重洲ゲート 【肥満外科】

日本肥満外科・代謝外科センター
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肥満症とは

肥満とは、単に体重が重い状態を言いますが、健康を害するような肥満は「肥満症」として治療の対象となります。

同じ体重でも身長が違えば、その意味合いは異なります。そこで、体重を身長で補正した数値が設定されました。これを体格指数(ボディマスインデックス:BMI)と呼んでいます。

BMIの計算方法は体重(Kg)を身長(m)で2回割った値です。BMI値22を正常とし、18.5より低いとやせ、25を越えるものを肥満としています。
体重が60Kgで身長が160cmであれば、BMIは60÷1.6÷1.6=23.4になります。

1)肥満症の原因

肥満症の原因は複雑ではっきりとした原因はまだ解明されていません。単に食べすぎだけが原因ではなく遺伝などいろいろな原因が考えられます。

2)カロリーオーバー

(摂取カロリー)>(消費カロリー)となるとその超過分が脂肪となって蓄積され肥満になります。食べ過ぎで(摂取カロリー)がオーバーして肥満になる場合と、(消費カロリー)が少ないためにカロリーオーバーとなる場合があります。

3)遺伝的原因

親が太っている場合、子供も太りやすいということがよくあります。肥満に関係する遺伝子も40以上発見されており、その遺伝子が複数関与すると肥満になる確率が高くなることが分かってきています。

4)環境的原因

アメリカに住むピマ族インディアンには重症な肥満の人口が多いことで有名ですが、ピマ族はもともとやせ方の民族だったのがアメリカ式の食生活や車社会での生活をし始めたために肥満やそれに伴う合併症がとても増加してしまいました。ピマ族には日本人と似ている遺伝子があって、遺伝的にも糖尿病になりやすいと言われていますが、環境の変化が肥満増加の要因になったことは間違いありません。

二次性肥満

ホルモンの分泌異常などの病気や薬の副作用によって肥満になることがあります。

理想体重の人の平均余命は体重が理想体重の2倍を超えている人の11倍だという

1)心臓への影響

体重が増えると、その分、心臓からの送血量も増えて心臓に負担がかかります。また、心臓そのものにも脂肪がつき、冠動脈の硬化、心筋こうそく、狭心症などを誘発する危険性が高まってきます。

2)血管系への影響

血中コレステロールや低比重リポタンパク(LDL)が増加し、血管壁に沈着することによって動脈硬化になりやすくなります。また、血圧も上昇します。

3)代謝への影響

脂肪組織や筋組織での糖の取り込みが低下してインシュリン抵抗性が高まり糖尿病の原因となるといわれています。糖尿病は高血圧、高脂血症をもたらしたり、動脈硬化を促進する因子であり、冠動脈疾患の原因ともなり、たいへん危険です。

4)肝臓への影響

取り過ぎた脂肪が肝臓に蓄えられ、脂肪肝から肝炎・肝硬変に進行する危険があります。

5)その他

上記以外にも肥満はひざ関節痛(変形性関節症)・睡眠時無呼吸症候群・胆石・痛風・不妊症などいろいろな病気の原因となります。